安全性が求められる歯科技工物
最近では、総義歯や部分入れ歯、かぶせ物などの歯科技工物製作が海外に委託されることがあります。
特に中国で製作されることが多いのですが、中国に委託された歯のかぶせ物の一部の中に有害金属が使用されていたことから、大きな問題となりました。海外委託で製作された歯科技工物には、安全面でどういった不安があるのでしょう。
海外歯科技工物には規制がない
国内では薬事法で材料が、歯科医師法で製作者が規制されており、歯科技工法という法律のもと製作されています。歯科技工物は国家資格である歯科医師が責任を持って歯科技工士と共同作業で製作されるので、品質と安全は確保されています。
しかし、海外で製作される歯科技工物は雑貨扱いされており、行政上のチェックは行われません。海外委託をする理由の多くはコストを抑えることにあり、品質や安全は二の次となっているのです。
口に入れるものだからこそ安全なものを
歯科技工物は、口腔内というとてもデリケートな部分に装着するものです。そのため、より安全なものを使いたいと考える患者様が多くいらっしゃいます。そういったことから、高い品質管理で歯科技工物を製作することが歯科医療では求められています。患者様が安心安全に歯科技工物を使用できるよう、品質にこだわることが重要となっているのです。
義歯、入れ歯専門歯科技工所である弊社では、製造物のトレーサビリティを明確にするため、統合管理システムを導入しております。これにより、使用材料や作業者が明確にヒモ付けされるようになりました。また、お取引様ごとに担当者が決まっており、受入検査から完成納品検査まで一貫して管理しておりますので、高い品質をご期待いただけます。
弊社ではノンクラスプデンチャーやOPAアタッチメント、磁石固定式入れ歯など数多くの義歯製品を扱っておりますが、その中でも「落ちない」「痛くない」「見た目が綺麗」ということから、BPSデンチャーをおすすめしております。BPSのことをより多くの方に知ってもらうため、必要であれば弊社歯科技工士が患者様へBPSの説明を行いますので、是非一度お問い合せください。
