Denture Seminar Apr2014

Seminar to utilize BPS

ICDE Tokyo(Ivoclar Vivadent K.K. Seminar room)

BPS活用セミナー
BPS活用セミナー
概論
BPSを活用する上での注意
臨床例
イボベースデモ
IvoBase

BPSを活用した技工への取り組み

今回のセミナーは「補綴的に改善余地のある患者さんを1人でも多く苦から救うこと」を基本理念として開催しています。そのために、BPSは現状で弊社にとって最良の技術となりました。しかし、技術だけでは、始まりません。歯科医院のスタッフ、ラボのスタッフ、材料メーカーまでチーム一丸となって患者様の治療に取り組むこと。また、技術がそこにあることを患者様に知っていただき信頼していただくことから始めなくてはなりません。そのチャレンジの一つ一つの成果として、今の近藤義歯研究所が成り立っています。今回のセミナーでは、限られた時間の中でその一端でも知って頂き、今後にお役立ていただく、或いは、きっかけの一つとなっていただければ幸いです。

失敗しない義歯製作法

Gnathometer Setting

義歯が失敗する要因の一つが義歯の咬合位設定の誤りです。その原因の一つにナソメーターのセッティングミスが有ります。咬合採得時にチェアサイドで起こりうるトラブルとその対策についてご説明致します。また、解剖学的指標、平均値の重要性についてお話します。

排列時のポイント

印象をしっかり観察し、解剖学的指標、平均値を考慮した上でデンチャースペースコア法などのテクニックを駆使して、最適な排列を目指します。また、コンピュータ上での写真分析を行い排列を微調整します。

パーシャルデンチャーへの応用

弊社では、BPS活用は、総義歯だけではなく、パーシャルデンチャーのケースでも多く実践されています。残存歯の再補綴も視野に入れた咬合平面の決定、トータルバランスを考えて義歯を設計し、チェアサイド作業を含めた製作工程までご提案する方法を採用しています。

臨床製作例

概形印象と仮咬合採得

概形印象採得にはアキュトレーを使用します。セントリックトレーでの咬合採得では、仮位置の決定に"Willis法"、"Bruno法"、旧義歯の高径、鼻下点ーオトガイ間距離などを参考にし、後退顎位で採るためにワルクホッフ小球法を活用します。患者様から得られる情報は多いほど義歯製作のエラーを減らすことができます。

精密印象とGoA

トレーの形態が適切であるか、印象材の選択は適当か、吸着の確認と印象の過不足の確認をしっかり行います。GoAは装置の浮きや干渉など無く口腔内に正しくセットされるか、描記板がカンペル平面に対して平行に設定されているか、咬合高径設定時に装置が干渉しないかなど、エラーの要因を排除した状態で、採得される必要があります。GoAを検討し、製作する義歯の咬合位を決定します。

咬合器マウントから完成まで

弊社ではCOMP Systemにより、咬合器マウントをします。解剖学的指標、平均値を鑑み、写真分析、デンチャースペースコア法などを応用し、人工歯排列、歯肉形成し、試適します。試適時には写真撮影も行い、排列の微調整に役立てます。IvoBaseで重合完成した義歯は、適合がよく、残留モノマーも少ないため、より安全で快適に患者様にご使用いただけます。

IvoBase

IvoBaseとは

イボベースインジェクターは専用のレジンを自動填入し、電子制御による正確な温度管理が出来る事によって、重合収縮を自動的に補填し精密なデンチャーが製作できます。専用のレジンを使用することによって、残留モノマーを1%未満に抑えることができるので、生体親和性の高いデンチャーになります。

ハイブリッド、ハイインパクト

IvoBaseは用途に合わせて”ハイブリッド”、”ハイインパクト”の2種類があります。”ハイブリッド”は全ての補綴物対象の汎用タイプで、重合後の収縮率がより小さく、重合時間も最短で35分と短くて済みます。”ハイインパクト”は金属床、インプラントオーバーデンチャーなど衝撃強さが要求される義歯向けの樹脂です。

シンプルな作業工程

IvoBase Injectorは電源さえあれば重合できるシステムなので、装置を置くスペースと100Vのコンセントがあれば使用可能です。電子制御による重合は、フラスコと樹脂をセットしてスタートボタンを押すだけのシンプル操作です。樹脂はカプセルで供給されるため、計量の必要がなく正確な混液比による安定した重合が可能です。